明るい

近所の通りの街灯がLEDになっていることに気付く。省エネで環境にやさしいし経済的。何より明るい。これで安全な夜道の出来上がりということなんでしょうね。どこもかしこもLED。ただそんなに明るくなくてもいいんじゃないかというくらい明るい。

ここ何年かでいわゆるモニターを見る時間が増えた。テレビに加えて、スマホタブレット、パソコン。一昔前は紙に印刷されていたものがどんどんモニターに映し出された状態で目に入ってくる。「紙に印刷されたものよりも光を放つモニターに映し出されたものの方がインパクトが強い。だから紙の本は電子書籍に取って代わる。」そうラジオで誰かが言っていた。全ての書物にインパクトが必要だとは思わないので話半分で聞いていたのだけど、確かにインパクトは強いだろうなと納得した。

そこで思うのだがその明るさは人々を本当に豊かにするものなのだろうか。明るすぎると疲れちゃわないかな。別に自然に帰れとか火だけの暮らしに戻ろうとかそういう主張はないのだけれど、もうちょっと落ち着いた明るさはないものかなと思うわけです。

この前見た「帰ってきたウルトラマン」に出てくるプリズ魔という怪獣が怖かったので明かりに敏感なんです。